ごあいさつ

 

猫アレルギーだった私が、キャットシッターに!! 

ある日、もの凄い「うち行くオーラ」で私を呼び、出逢った愛猫のさくら君。

実家は飲食業を営んでいた為、猫さんと一緒に暮らす事が叶わなかった私にとって、猫さんと生活する事は長い間の夢でした。  

しかし、その場ですぐに家族へ迎える決断は出来ませんでした。 なぜなら添乗員の仕事家に居る時間が少なかった事や、なにより私自身が猫アレルギーだったからです。大好きな猫さんなのに、一緒に居ると鼻水は止まらないし、目は痒くなる。「一緒に暮らすのは厳しいのかな?」と思っておりました。

なかなか決断出来ず悩んでいたそんな時に、フッと心を過った言葉。

「本当に良いの?」

この言葉に感化されたのです。

 

「アレルギーは、病院に通いながらでも一生付き合って行けば良い。それより、今さくら君と家族にならない事の方が何より後悔する。」と思ったのです。そして、いざ暮らしてみると、なんとアレルギーは良くなっていきました。 

そのさくら君、子供の頃から膀胱炎を患っています。その為私が出掛ける時は、かかりつけの病院に預けていました。

ある日先生から「委縮して御飯もトイレもままならないので、自分のお部屋でお留守番をするのが良いのでは?」と言われ、それからは家で留守番をする事に。しかし、膀胱炎を患っている猫さんを一人で留守番をさせるのは何とも心配でした。

どうしたものか迷っていた時に出逢った南里さんの本。キャットシッターなるものがある事を知りました。普通なら「出掛ける時は利用してみよう」と想うものですが、私が抱いた想いは、『自分がキャットシッターとなり、お留守番をする猫さんのお手伝いをしたい』だったのです。

そして、その想いを実現出来る時が今ここに!

 

うちの愛猫だったさくら君が大好きな自分の部屋でのんびりと留守番をする。そして同じ様に、皆様の愛猫にも自分のお部屋で倖せにお留守番をして欲しい。そんな願いから、『さくらの部屋』と名付けました。

皆様の大切な家族。その猫さん達の倖せの為に、ご一緒出来る私自身の倖せ。その想いを心に抱き『倖せありがとう』をモットーに、皆様のお出掛けのお手伝いをさせて頂きます。

 

平成25年10月12日

キャットシッターさくらの部屋  猪股和浩